イタチが好む食べ物とは?寄せ付けないようにするための4つの方法

イタチを家の周辺で目撃したら、できるだけ家に近づけさせたくないでしょう。イタチが家に近づかないようにするため、イタチが好む食べ物などを置かないようにして対処したいところです。 ただ、イタチがどんな食べ物を好むのかわからない方も多いでしょう。今回はイタチが好む食べ物や、イタチを寄せ付けないようにする方法を解説します。


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イタチが好む食べ物とは?

イタチは雑食ですが、主に次のようなものを好んで食べる傾向があります。

・パン
・果物・野菜
・小動物
・鳥類

それぞれ詳しく解説します。

パン

イタチは菓子パンや食パンなどを好んで食べます。菓子パンや食パンをパッケージのビニール袋に入ったまま保管している方は多いでしょう。ビニール袋があるため大丈夫だと考える方もいるかもしれませんが、薄いビニール袋くらいなら簡単に破られてしまいます。

果物・野菜

柔らかくて甘みのある果物や野菜もイタチが好んで食べます。家の中に果物を置いていると、甘いニオイにつられて寄ってくるケースが多いです。野菜に関しては、キャベツ・トマト・スイカ・キュウリなどがよく狙われます。

小動物

イタチは小動物も大好物で、主にネズミ・カエル・トカゲ・ミミズなどを食べます。もし家にネズミが棲み着いている場合、イタチがネズミを狙って家に侵入してくることがあるので注意が必要です。

鳥類

鳥類もイタチが獲物としていることが多いです。イタチは外で捕らえた獲物を住処に持ち帰る習性があり、鳥類の死骸を建物内に持ち込むことがあります。天井裏などに鳥類の羽が落ちていた場合には、イタチが食べた痕跡かもしれません。

イタチによる食べ物の被害

イタチが家の周辺にいると、食べ物への被害が目立ちます。特にベランダで家庭菜園などをしている方は被害を受けやすいです。プランターなどで育てている野菜や果物などをイタチに食べられてしまう被害もよくあります。

キッチンに侵入されてお菓子を食べられてしまったり、生ゴミを荒らされてしまったりするのもよくあるイタチの被害です。農家の場合には、畑や果樹園などで育てている作物も被害を受けます。

家の中に侵入したネズミやモグラなどをイタチが食べた場合には、食べ残した死骸がそのまま残されてしまうこともあります。死骸からは強烈な悪臭が発生し、片付けるのも大変です。

ゴミ集積場も荒らされることがあります。パン・お菓子・野菜などの残飯がイタチの餌になってしまうためです。

【注意】イタチを毒餌で駆除するのはNG

イタチの被害に悩まされている方のなかには、イタチを毒餌で駆除したいと考える方もいるかもしれません。しかし、イタチは鳥獣保護法で保護されている動物です。イタチを許可なく殺すと違法になってしまいます。

鳥獣保護法に違反すると、罰則が適用される場合もあるため注意しましょう。

自宅にイタチを寄せ付けないようにする方法

イタチの被害に悩まされているのであれば、イタチを駆除するのではなく、イタチを寄せ付けないようにして対策しましょう。主に次のような対策方法があります。

餌となるものは片づける

農家の方や家庭菜園をしている方は、こまめに庭や畑の様子を確認しましょう。イタチが好むようなものが置かれていたら、そのまま放置せずにきちんと片付けることが大切です。

特に多くの作物を栽培する農家の場合、作物が狙われるとその分被害も大きいため、収穫後の果物をそのまま置いておくのは避けましょう。

保管する際には冷蔵庫に入れておくことをおすすめします。そのままの状態で保管していると、イタチに狙われてしまうため注意が必要です。収穫後は動物が侵入できない倉庫などに保管しておくのが良いでしょう。

イタチが隠れにくい環境にしておくのも効果的です。庭などの雑草が伸びているとイタチにとって格好の隠れ場所になり、食べ物のニオイがすれば、いつでも家の中に侵入できてしまいます。そのため、雑草はできるだけ刈っておくようにしましょう。

隠れ場所をなくすのとあわせて、キッチン周りの対策も必要です。キッチンの周りに食べ物を置きっぱなしにしないようにしましょう。特にパン類を保管するのであれば、湿気の少ない棚やブレッドケースなどを使用するのが望ましいです。

自宅の外でも、イタチが食べるようなものが散乱している場合には、すぐに掃除しておくことをおすすめします。

侵入口を塞ぐ

イタチはかなり小さな穴や隙間からでも家の中に侵入してきます。外壁などを見回してみて、イタチが侵入できそうな穴や隙間があれば、塞いでおくようにしましょう。

ただ、イタチの歯や爪は鋭いため、塞ぐ方法によっては簡単に破られてしまいます。薄い板などで塞いだ程度では十分な対策にはなりません。そのため、金属板や金網などを使用して塞ぐのが効果的です。金属であれば、歯や爪で壊すのはそう容易ではありません。

屋根裏・天井裏・換気扇・通気口などもイタチの侵入口になります。特に屋根裏や天井裏は住処にされやすいため、厳重に塞いでおきましょう。

強い光を当てる

イタチは光を苦手としています。イタチが家の周辺にいるのを見かけたら、ライトをイタチのほうに向かって当ててみましょう。ほとんどの場合、嫌がって逃げていきます。

イタチが出没したのを確認してからライトを当てるだけでなく、あらかじめ発光するものを仕掛けておくのも効果的です。イタチが出没しやすい場所や家の周りなどに発光するものを置いておけば、イタチにとっては近づきづらくなります。

例えば、LEDライトやクリスマス用のイルミネーションなどを使用すると良いでしょう。電気を使わないものであれば、CDやアルミホイルなどを使用するのもおすすめです。

CDは鳥よけ用のものがあり、イタチにも効果があります。主に100円ショップやホームセンターなどで購入可能です。

嫌いなニオイで追い出す

イタチはニオイにかなり敏感です。イタチが嫌うニオイを家の周辺に漂わせると、近寄られにくくなります。

イタチに効果があるといわれているのは、主にクレゾール石鹸液や木酢液(もくさくえき)などです。クレゾール石鹸液とは、消毒に使われるもので、主にドラッグストアや薬局などで購入できます。木酢液であれば、ホームセンターで取り扱っていることが多いです。

動物用の忌避剤を使う方法もありますが、まったく効かないこともあります。そのため、忌避剤に関しては、とりあえず少しだけ使ってみて、効果があるようなら使い続けてみると良いでしょう。

嫌なニオイや忌避剤などで、追い払うことができれば、イタチは家の周辺を嫌な場所として認識します。

イタチ駆除なら「がいじゅうZERO」にお任せください

家の周りにイタチが食べるようなものを置かないようにしたり、イタチを追い払おうとしたりしても、効果が薄いこともあるでしょう。いったん追い払えたとしても、すぐに戻ってきてしまうこともあります。

そのような状況でイタチ被害に頭を抱えているのであれば、害獣駆除の専門業者に駆除を依頼しましょう。がいじゅうZEROでは、相談→調査・見積もり→駆除作業をワンストップで対応いたします。下請け業者を使わずに、すべて自社内で行っているため他社と比べて料金を安く設定できています。

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まとめ

イタチや雑食のため、パン・野菜・果物などは何でも食べます。ニオイにつられて侵入してくることが多く、外で捕まえた獲物を持ち込むこともあります。畑や庭などが荒らされることもあり、被害は深刻です。

餌になりそうなものを片付けることや、光やニオイで近寄られにくくすることで対応できますが、戻ってきてしまうこともあります。自力で対処するのは難しい場合には、害獣駆除の専門業者に相談しましょう。