ネズミが出る家は縁起が良い?その理由は
昔からネズミは縁起の良い動物だといわれています。ここでは、具体的にどのような意味で縁起が良いのか、その理由について詳しく解説します。
厄災から守る
スピリチュアル的には、ネズミは未来を予知する能力がある動物だといわれています。例えば、船が沈みかけているとき、その船に乗っていたネズミはいち早く去っていきます。
また、火事や地震が起きる前にも、ネズミが逃げていくことがあります。そのため、ネズミの行動を見て事前に厄災がわかることがあるそうです。
逆にいえば、ネズミが逃げ出さずに安心して暮らしている家なら、災害の心配はないとも捉えられます。
金運UP
ネズミは「寝ず身」とも読めるため、寝る間も惜しんで働くと解釈することもできます。また、ネズミは商売繁盛の神様として知られている大黒天の使いです。
金運との関わりが強いため、家でネズミを見かけたら、近々昇級することなどに期待が持てます。
子孫繁栄
ネズミの妊娠期間は非常に短く、約3週間程度で子ネズミが生まれます。そのうえ、一度に生まれる子ネズミの数も6~12匹と多いのが特徴です。
「ネズミ算式に増える」という表現もあるくらい、短期間で多くの子ネズミを産めて強い繁殖力があります。そのため、古くから子孫繁栄の象徴とされてきました。
ネズミが家にいるのは危険!主な被害
ネズミは縁起の良い動物といわれているものの、家にいるのをそのままにしておくのはおすすめできません。ネズミが家にいると健康や家屋などに被害が出てしまうおそれがあるからです。
具体的にどのような被害のリスクがあるのかみていきましょう。
衛生、健康上の被害
ネズミはさまざまな細菌や病原菌などを持っており、感染症を媒介することがあります。レプトスピラ菌やハンタウイルスなどが代表的な例としてあげられます。
サルモネラなどの食中毒菌による被害にも注意が必要です。ネズミが家にいると、食品や調理器具などに食中毒菌が付着し、食中毒を引き起こしてしまう可能性があります。
また、ネズミの体や巣には、イエダニが寄生しています。イエダニは吸血性のダニで、刺されると湿疹が出てかゆみも伴います。
ネズミが原因で起きる病気については、下記の記事で詳しく解説しています。
「ネズミが原因で起こる病気とは?被害を起こさないための対処法」
精神的な被害
ネズミは天井裏などに巣を作って棲み着きます。夜間には天井裏を走り回るなどして活動するため、足音が聞こえることもあります。物をかじる音などもあり、気になって夜に眠れなくなってしまう方もいるでしょう。
ネズミが棲み着いていれば、どこかで排泄をしてしまいます。ネズミのフンを発見すれば、不快感を覚える方も多いでしょう。ネズミが現れて姿を見てしまうことで、強い恐怖感を覚え、精神的に参ってしまう方も少なくありません。
家屋等の被害
ネズミは常に何かをかじり続ける習性があります。ネズミの歯は、生きている限りずっと伸び続けるためです。
柱・扉・壁・家具などをかじって歯を削ろうとします。主に硬い物をかじりますが、電気コードやガスホースなどをかじることもあるため、注意が必要です。
電気コードをかじられると漏電や火災などの原因になったり、電気や電話がつながらなくなったりすることもあります。ガスホースをかじられると、ガス漏れなどの被害を引き起こす可能性があります。
建材をかじられることでリフォームが必要になることや、家具をかじられることで買い換えが必要になることもあるでしょう。
ネズミが家にいた場合の対処法
ネズミが家にいることがわかったら、被害を防ぐため、早めに対策を講じておくことが重要です。複数の対策方法がありますが、それぞれメリットとデメリットがあるため、自分の生活スタイルに合った方法を選んで実践してみましょう。
ここでは、ネズミが家にいた場合の対処法を解説します。
粘着シートを使う
粘着シートはネズミを捕獲するための道具です。ネズミが粘着シートの上を通るとくっついて身動きがとれなくなります。餌を食べられなくなるため、2~3日程度経過するとそのまま餓死するという具合です。
ネズミが通る場所に置いておくだけのため簡単に設置できます。ホームセンターやネット通販などで取り扱っており、入手も簡単です。誘引剤入りや耐水性のある粘着シートなどもあります。
しかし、粘着シートを使用してネズミ駆除をする際には、ネズミの死骸が残るため処理しなければなりません。また、小さい子どもやペットがいる家庭では、十分に注意した上で取り扱う必要があります。
忌避剤を使う
忌避剤はネズミの嫌がるニオイなどを放出して、ネズミを追い出すための道具です。燻煙タイプやスプレータイプなどがあります。粘着シートと同様にホームセンターやネット通販などで購入できます。
忌避剤を使用する場合には、ネズミを殺すことがありません。そのため、死骸の処理をしなくて済むのがメリットです。一方で、忌避剤の効果は2週間程度しか続きません。
その後は次第に薄れていきます。効果がなくなると、再びネズミが侵入してしまうことも少なくありません。そのため、定期的に薬剤を変える必要があり、継続的なコストがかかってしまうデメリットがあります。
殺鼠剤を使う
殺鼠剤というのは毒が入っているネズミ駆除用の餌のことです。急性毒と蓄積毒のものがありますが、急性毒のほうなら3~5日程度でネズミを駆除できます。
ただし、殺鼠剤を仕掛けても警戒心の強いネズミはなかなか食べません。また、最近では、スーパーラットと呼ばれている殺鼠剤の効かないネズミも増えています。
ネズミ駆除をするならがいじゅうZEROにご相談ください
市販のネズミ駆除グッズを使用しても十分か対策ができないこともあるでしょう。ネズミは害獣ではあるものの、市役所や保健所などに駆除を依頼しても受け付けてはもらえません。
自治体により具体的な対応は異なりますが、アドバイスをしたり道具を貸したりする程度にとどまります。
ネズミが家にいる場合には、基本的には自分で何とかしなければなりません。そこで、ネズミを自分で駆除するのが難しい方には、プロに依頼するのがおすすめです。
ただ、害獣駆除業者もさまざまあるため、どこに依頼すれば良いのか迷う方も多いでしょう。業者によって料金も対応方法も異なるため、業者選びが重要です。
「がいじゅうZERO」は、相談から調査・見積もり、駆除作業までを自社施工のワンストップ対応をしています。仲介業者を挟んでいないため引き継ぎなどによる無駄な時間が発生せず、迅速に対応できます。
料金に関しても、仲介業者がない分だけ安く抑えられているのがメリットです。ネズミ被害の相談・事前見積もりは無料で対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
ネズミが家に出ることの意味と具体的な対処法について解説しました。
ネズミは縁起の良い動物という一面がある一方で、衛生的な問題を抱えています。そのまま放置すると、感染症のリスクが高まり、家屋にも被害が出る可能性があるため駆除が必要です。
ネズミが家に出た場合は適切な方法で対処し、住み良い暮らしを作りましょう。