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ハクビシン駆除で補助金はもらえる?
ハクビシン駆除を業者に依頼した場合の費用は被害状況や作業面積になどによって異なりますが、10~30万円程度が相場とされています。
それなりの費用がかかるため、できれば補助金を使いたいと思うのではないでしょうか。そもそも、ハクビシンの駆除に補助金制度はあるのかどうか詳しく解説します。
補助金は自治体によって異なる
ハクビシン駆除に使える補助金の有無は、自治体によって異なります。たとえば、山形県山形市では「タヌキ・ハクビシン捕獲等費補助事業」により、ハクビシン駆除を業者に依頼した場合に補助金を受け取ることができます。
また、神奈川県箱根町は「鳥獣被害防止柵設置補助金」により、害獣被害を防ぐために柵を設置した人に対して補助金を支給しています。また、農作物に被害が出たなどで、捕獲の許可を受けてハクビシン駆除を行った場合に、報奨金が交付される自治体もあります。
居住地の自治体にハクビシン駆除に使える補助金があるかどうかを知りたい場合は、自治体の公式サイトをチェックしましょう。
参考
「令和5年度 タヌキ・ハクビシン捕獲等補助事業について」(山形市)
「有害鳥獣被害対策の補助などについて」(神奈川県箱根町)
補助金制度の対象は?
多くの場合、害獣駆除の補助金制度の対象となるのは、その地域で生活している人や農業・林業などを営んでいる人です。
自治体によっては、農地を所有していることが条件となっていることもあります。たとえば、先に紹介した山形県山形市の補助金の対象は、以下のとおりです。
・山形市内に住所があること
・山形市内に所有する建物・土地が、タヌキやハクビシンが侵入する被害を受けていること
・駆除業者にタヌキやハクビシンの捕獲を依頼する個人であること
居住地の自治体にハクビシン駆除に使える補助金があっても、対象に入っていないと補助金は受け取れません。支給条件をよく読み、自分が補助金の支給対象に含まれているかを確認しましょう。
補助金支給の対象となる害獣の種類
害獣駆除の補助金があっても、ハクビシンが補助金支給の対象に入っていないケースもあります。害獣駆除の補助金の対象として多いのが、イノシシ、アライグマ、サル、シカ、カラスなどです。
自分自身が補助金の対象に含まれているかどうかとともに、ハクビシンが補助金の対象に含まれているかどうかも確認しておきましょう。
ハクビシン駆除補助金の目安
ハクビシン駆除の補助金額は自治体によって異なるほか、個人か団体かによって支給される金額が変わることもあります。
細かい金額設定がなく、「捕獲のための物品購入費の半分程度を補助」という自治体もあるため、詳しくは居住地の自治体の公式サイトをチェックしましょう。下記の表にて、いくつかの自治体の補助金額を紹介します。
自治体名 | 補助金額 |
山形県山形市 | 業者に駆除を依頼してかかった費用の2分の1(上限15,000円) |
神奈川県箱根町 | ・町民など:物品購入費の2分の1(上限20,000円)
・自治会:物品購入費の3分の2(上限30,000円) ・事業者:物品購入費の3分の1(上限20,000円) |
高知県日高村 | 物品購入費(税込)に2分の1を乗じて得た額(上限50,000円/1,000円未満切り捨て) |
茨城県常陸大宮市 | ・個人:物品購入費の2分の1以内(上限50,000円/1,000円未満切り捨て)
・団体:物品購入費の2分の1以内(上限35,000円×構成員数/1,000円未満切り捨て) |
参考
「鳥獣被害対策の補助について」(高知県日高村)
「有害鳥獣被害防止対策設備購入補助金」(茨城県常陸大宮市)
ハクビシンを駆除するにあたっての注意点
日本には「鳥獣保護管理法」という法律があり、ハクビシンなどの「害獣」にあたる生物でも、勝手に捕獲・殺傷することは禁じられています。また、個人が害獣捕獲の許可を得るには、以下のような免許を保有していなければなりません。
・網猟免許(網を使った捕獲)
・わな猟免許(罠を使った捕獲)
・第一種銃猟免許(銃器を使った駆除)
・第二種銃猟免許(空気銃を使った駆除)
ただし、農地の所有者が害獣被害防止のために電子柵を設置するケースでは、上記の免許は不要です。
ハクビシン駆除の費用を安く抑えるなら専門業者への依頼がおすすめ!
駆除費用を安く済ませるために、自力でハクビシンを駆除できないかと考える人もいるでしょう。しかし、駆除費用を安く抑えたいなら、専門業者に依頼するのがおすすめです。
素人では完全駆除が難しい!
ハクビシンの駆除を専門業者に任せたほうがよい理由は、素人では完全駆除が難しいからです。ネコ目ジャコウネコ科の動物であるハクビシンは身体能力が高く、木登りや電線の伝い歩きも簡単にこなします。
また、体長も40~60cm程度と小柄で、8cm四方の穴でも通り抜け可能です。そのため、頑張って追い出しても、その後の対策が甘ければ再び侵入してくることがあるのです。
何度も侵入されると駆除グッズの費用がかさむため、最終的に「業者に頼んだほうが安かった」という結果に終わることが多々あります。
専門業者なら害獣駆除の知識やスキルが豊富で安心!
専門業者なら害獣駆除に関する豊富な知識やスキルを生かして、ハクビシンを徹底駆除してくれます。ハクビシンがどこから侵入してくるのかも熟知しており、再発防止対策までしっかりしてくれるので、安心して任せられるでしょう。
また、ハクビシンは感染症の原因になるため、駆除後はハクビシンが住み着いていた場所をきれいに掃除しなくてはなりません。
自分でハクビシンのフンなどを掃除するのは抵抗がある人も多いと思いますが、専門業者に依頼すれば、駆除後の清掃・消毒まで任せられます。
ハクビシン駆除の業者依頼で費用を抑えるポイント
ハクビシンの駆除を業者に依頼すると、自力で駆除するよりも費用が安く済む可能性があります。さらに、再発防止対策や駆除後の清掃・消毒までしてもらえるため、自力で駆除するときのような労力もかかりません。
とはいえ、1回の駆除で数万円かかることもあるので、何とか費用を抑えられないかと考える人もいるでしょう。そこで、ハクビシン駆除の業者依頼で費用を抑えるポイントを解説します。
早めに依頼する
ハクビシン駆除の業者依頼の費用を抑えるポイントは、何といっても早めに依頼することです。
ハクビシンの駆除費用は、被害が大きくなるほど高額になります。そのため、被害が小さいうちに駆除を依頼すれば、費用が安く済むことが多いでしょう。
複数社で見積もりをとる
複数社に見積もりを依頼することも、費用を抑えるポイントです。1社でしか見積もりを取らないと、正当な金額かどうかが判断しにくくなります。
複数社に見積もりを依頼すれば正当な費用相場が見えてくるので、駆除費用が安い業者を見分けやすくなるでしょう。
相場よりも費用が安すぎる、または高すぎる業者は、作業後に費用を上乗せされるなどのトラブルが起こる可能性があるので避けるのが無難です。
ハクビシン被害でお悩みならがいじゅうZEROにお任せください
ハクビシンの駆除をどこの業者に依頼するか迷ったら、がいじゅうZEROにお任せください。害獣駆除の専門業者であるがいじゅうZEROなら、豊富な経験をもとにハクビシンを徹底駆除できます。
自社スタッフが相談から見積もり、駆除作業までワンストップで対応するため、費用を安く抑えられるのも魅力です。まずはお気軽にご相談ください。
まとめ
かわいい顔のハクビシンですが、農作物や建物が被害を受けたり感染症の原因になったりするため、自宅に住み着かれた場合は早めの対処が肝心です。
自力での駆除も可能ですが、個人が捕獲するには免許が必要なうえ、素人では完全駆除が難しいため専門業者に任せたほうが良いでしょう。