アライグマ追い出す方法は?予防法も解説

アライグマに棲み着かれると、家屋を荒らされたり、ゴミをあさられたり、糞尿による悪臭が発生したりと、さまざまなトラブルが起こります。早めに対処したいところですが、どうやってアライグマを追い出したらよいのか悩む方も多いでしょう。 そこで、アライグマの追い出す方法や、再度被害に遭わないようにするための予防法などについて解説します。


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【注意】アライグマを捕獲するときには申請が必要!

アライグマの被害を対処する前に知っておきたいのが、アライグマを捕獲するには自治体への申請が必要だということです。

アライグマは、生態系などに被害をおよぼす「特定外来生物」に指定されている動物であり、鳥獣保護法の保護・管理対象でもあります。

そのため、捕獲するには以下のような書類を提出し、外来生物法または鳥獣保護法に基づく捕獲許可を得なくてはなりません。

・鳥獣の捕獲等及び鳥類の卵の採卵等の許可申請書
・有害鳥獣被害状況調査書 など

自治体によって申請方法や必要書類が違うため、自治体のホームページで詳細を確認しましょう。不明点がある場合は、電話で問い合わせてみてください。

参考:

アライグマ等防除ハンドブック」(環境省)

アライグマ防除の手引き」(環境省)

アライグマを追い出す方法

アライグマを捕獲するには行政の許可が必要ですが、追い出すだけなら許可を取る必要はありません。捕獲の許可を取るのが難しい場合は、アライグマの追い出せないか試してみましょう。アライグマを追い出す方法には、以下のようなものがあります。

・忌避剤を使う
・燻煙剤を使う
・超音波を使う

それぞれの方法について、下記にて詳しく解説します。

忌避剤を使う

アライグマは嗅覚が優れているため、強いニオイが苦手です。とくに唐辛子やハッカなどの刺激があるニオイや、山火事を連想させる木酢液のニオイなどを嫌うため、これらの成分が入った忌避剤を使うと追い出せる可能性があります。

ただし、設置場所の気密性が低いとニオイが流れていってしまうので、思うような効果が得られません。また、忌避剤は効果の持続期間が短く、定期的に交換する必要があります。

さらにアライグマがニオイに慣れると、まったく効果が得られなくなるので、忌避剤でアライグマ被害の根本的に解決するのは難しいでしょう。

燻煙剤を使う

アライグマが嫌いなニオイ成分が含まれた、害獣用の燻煙剤を使う方法もあります。燻煙剤は短時間で部屋全体に成分が行き渡るので、すぐに効果を実感できるでしょう。

最近は煙が出ないタイプの燻煙剤もありますが、煙が出るタイプを使うとアライグマが煙に驚いて逃げていくこともあります。

ただし、燻煙剤も効果の持続期間が短く、使用後に何の対処もしなければアライグマが戻ってくる可能性が高い点に注意が必要です。

また、子どものアライグマがいる場所に燻煙剤を使用すると、親が先に逃げて子どもが取り残される場合があります。取り残された子どもを放置すると、そのまま死んでしまうリスクがあるため、子どもがいる場合は燻煙剤が使えません。

超音波を使う

アライグマをはじめ、多くの害獣は超音波が苦手なので、超音波を流すだけでも追い出せる可能性があります。ただし、長く使い続けるとアライグマが音に慣れて、効果が出なくなる可能性があります。

アライグマが慣れにくい超音波を出せる機器もありますが、高価なので一般家庭で導入するのは難しいでしょう。

アライグマを追い出した後の予防方法

アライグマを追い出す方法はありますが、あまり効果は長続きしません。そのうちアライグマが戻ってくる可能性が高いので、戻ってこないように対策しておきましょう。

餌になる物を放置しない

アライグマは一度餌場とみなした場所にこだわり、何度追い出しても戻ってくる習性があります。自宅がアライグマの餌場にならないように、ペットフードや生ゴミなど、アライグマの餌になる物を放置しないようにしましょう。

しばらく置いておく必要がある場合は、蓋つきの容器に入れるなどしてアライグマに食べられないようにしてください。

家庭菜園で育てている野菜や庭木の実なども、アライグマの餌になります。育てた農作物や地面に落ちた実などもそのままにせず、こまめに片づけましょう。

室内に侵入させないようにする

アライグマが室内に侵入できないように、壁の隙間や通気口などを金網や補修用パテで
塞ぐことも重要です。10cmくらいの隙間があれば通り抜けができるため、「これくらい大丈夫だろう」と油断せず、小さな隙間もすべて塞いでおきましょう。

アライグマは高い場所に登るのが得意なので、庭木などを伝って室内に侵入することもあります。庭木の枝が屋根付近まで伸びてしまわないように、こまめに剪定しておきましょう。

知っておくべきアライグマによる被害

「アライグマが棲み着くくらい大したことないのでは」と思う方もいるでしょう。また、アライグマは見た目がかわいいので、ついつい餌付けしたくなる方もいるかもしれません。

しかし、アライグマに棲み着かれるとさまざまなトラブルが発生するため、放置したり餌付けしたりせず、早急に対処することが大切です。ここでは、アライグマによってどのような被害がもたらされるのかを解説します。

糞尿による悪臭が発生する

アライグマには「ため糞」といって、同じ場所に排泄する習性をもつ動物です。放置するとどんどん糞尿が溜まり、ひどい悪臭がするようになります。

さらに糞尿によって天井や壁に大きなシミができたり、建材が腐ってしまったり、カビが発生したりすることもあります。

古い家だと腐る前に穴があき、アライグマや糞尿が部屋に落ちてきて修繕に高額な費用がかかったり、アライグマに襲われて怪我をしたりするおそれもあるため注意が必要です。

屋根裏の断熱材が荒らされる

アライグマが屋根裏に棲み着くと、屋根裏の断熱材が荒らされる可能性もあります。巣材に断熱材を使うと暖かで快適な巣になるため、アライグマがむしり取ってしまうのです。

断熱材が荒らされると修理費用がかさむうえに、巣で子どもが生まれてしまって駆除が大変になるリスクがあります。

健康被害が起きる

アライグマは、アライグマ回虫やアライグマ糞線虫、狂犬病など、数多くの感染症や寄生虫の媒介者です。致死率の高い感染症を引き起こすマダニをもっていることもあり、放置すると健康被害が出るおそれがあります。

アライグマが媒介する病気については、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひこちらもご覧ください。

アライグマが媒介する病気や感染症とは|見つけたときの対処法

アライグマの駆除は、がいじゅうZEROにご相談ください!

自宅に棲み着いたアライグマを捕獲するには、行政の許可が必要です。忌避剤や燻煙剤などで追い出すだけなら許可は不要ですが、効果の持続期間が短く、そのうちアライグマが戻ってくる可能性があります。

また、アライグマは4~5月頃に繁殖期を迎えるため、この時期は巣に子どもがいる可能性があります。子どもがいる状態で燻煙剤などを使うと、親だけが逃げて子どもが取り残されることがあるので、薬剤を用いた追い出しができません。

このように、アライグマの棲み着き被害に自力で対処するのは難しいため、専門家に頼るのがおすすめです。

がいじゅうZEROでは、アライグマをはじめとしたさまざまな害獣被害に対応しています。害獣駆除の作業はもちろん、その後の清掃・消毒や修繕まで対応可能です。再発防止対策も徹底していて再発リスクが少ないので、最長10年間の安心保証を設けています。

お見積りは無料、電話・メール・LINEからご相談いただけますので、アライグマの棲み着き被害にお困りのときは、ぜひお気軽にお問い合わせください。

まとめ

アライグマに棲み着かれると、糞尿による悪臭や建材の破損、感染症などさまざまなトラブルが発生するため、放置せずに早急に対処することが大切です。

しかし、アライグマを捕獲するには行政の許可を得る必要があります。忌避剤や燻煙剤を使った追い出しは許可なしでできますが、効果が続きにくくアライグマが戻ってくることも少なくありません。

自力で対処するのは難しいので、アライグマに棲み着かれてしまったら害獣駆除の専門家に相談することを検討してみましょう。