ハクビシンの駆除にバルサンは効果ある?使い方や注意するポイントも紹介

自宅の屋根裏や物置にハクビシンが棲み着いてしまうと、困ってしまいますよね。完全に駆除するのは難しくても、追い出すだけなら「バルサン」のような燻煙剤も有効です。 今回は、ハクビシンの駆除にバルサンが使える理由やバルサンで害獣を追い出す手順、注意事項などを解説します。


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ハクビシンの駆除にバルサンは効果がある?

バルサンは、ドラッグストアやホームセンターなどで購入できる家庭用の空間殺虫剤です。スイッチひとつで燻煙剤が広がり、ダニやゴキブリを駆除できます。害虫駆除を目的とした製品のため、ハクビシンの駆除はできません。

ただし、屋根裏や物置などに棲み着いたハクビシンを追い出すことには使用できます。これは、害獣駆除用の燻煙剤と同様に、バルサンの煙はハクビシンの嗅覚や視覚を刺激して警戒心を抱かせるためです。

家庭で対策したいときに手軽に使えるバルサンは便利なアイテムといえるでしょう。自宅の屋根裏で物音がするものの、野生鳥獣が棲み着いているのかわからなくて不安なときに試すのも1つの方法です。

バルサンの殺虫成分は、人体をはじめとする哺乳動物や電化製品に悪影響を与えにくいとされています。また、使用後は充分に換気すれば空間に成分が残らないため、面倒な後処理が必要ありません。

ハクビシンの駆除にバルサンを使う方法を解説

それでは、バルサンを使ってハクビシンを追い出す手順を見ていきましょう。バルサンは製品によって使用面積が決まっています。

1.ハクビシンの出入り口を探す

バルサンを焚く前に、ハクビシンの出入り口を探しておきましょう。ハクビシンがどこから出入りしているかわかれば巣の位置をある程度の精度で把握できます。

どこが出入口になっているかわからないときは、家屋の天井部分や屋根の隙間をチェックしましょう。木や電線などを伝って、高い位置にある侵入口から出入りしているかもしれません。出入り口以外の隙間も塞いでおくと煙が逃げないため、効果が高まります。

2.バルサンを焚く

準備ができたら、夕方以降にバルサンを焚きましょう。ハクビシンは夜行性のため、活動が活発になる夕方から夜間にかけて燻煙剤を焚くと高い効果が期待できます。

このとき、ハクビシンの出入り口から少し離れた場所に設置するのがポイントです。出入り口を塞ぐように置いてしまうと、ハクビシンが逃げ出せません。ハクビシンの通り道を意識してバルサンを設置し、効率良く追い出しましょう。

バルサンの煙はまんべんなく広がるため、上下階の部屋に煙が漏れ出る可能性があります。空間に煙が充満するように、使用場所は上下階も含めて密閉する工夫をしましょう。念のため、大切な家財や家電はカバーをしておくか、別の部屋に移動させてください。

3.ハクビシンの侵入経路を塞ぐ

ハクビシンを追い出せたら、すぐに侵入経路を塞ぎましょう。出入り口をそのままにしておくと、またハクビシンが戻ってきて入り込んでしまいます。ハクビシンが外に逃げ出すタイミングを狙って、出入口を完全に塞いでください。

ハクビシンは狭い隙間でも通り抜けられるため、外壁が劣化してもろくなった場所、外壁や屋根が重なった継目などから侵入されないように対策が必要です。ハクビシンは木登りがうまく、木を伝わって高い位置からも出入りするため、家のまわりの庭木もすっきり整理しておきましょう。

4.ハクビシンが現れないように対策する

ハクビシンを追い出したら、寄せつけない対策にも取り組みましょう。家のまわりに生ゴミやジュースの空き缶があると、ハクビシンを呼び寄せてしまうおそれがあるため、放置するのはNGです。

家のまわりの雑草もできるだけ刈り取って整えましょう。ペットフードもエサとして狙われるので要注意です。ペットの食事が済んだらすぐに容器を下げて、いつもきれいな状態を心がけましょう。

ハクビシンの駆除にバルサンを使うときに注意するポイント

バルサンは手軽に使えるものの、使い方には十分注意が必要です。使い方を誤ると法律に抵触したり、まわりに迷惑をかけたりするリスクがあります。ここからは、ハクビシンの駆除にバルサンを使うときの注意事項をみていきましょう。

ハクビシンの子どもがいるときは使わないようにする

バルサンを焚く前に、ハクビシンの子どもが巣にいないか確認してください。ハクビシンの子どもがいるときは、バルサンを使えません。

なぜなら、ハクビシンの子どもは煙に巻かれると自力で逃げられないからです。パニックになった親が子どもを守ろうと壁の隙間に突き落とし、逃げられずに死んでしまうリスクがあります。

ハクビシンをはじめとする野生鳥獣は「鳥獣保護法」で守られており、無許可で捕獲、殺傷すると法の違反に問われるため注意が必要です。ハクビシンの子どもがいるときはバルサンを焚かずに、プロの専門業者に相談しましょう。

ハクビシンの出入り口を確認するときに、「ピーピー」といった子どもの鳴き声が聞こえないかしっかりチェックしてください。日中にもエサを求めてハクビシンが動いているときも、巣に子どもが生まれている可能性が高いと判断できます。

煙が逃げないよう隙間をしっかり埋める

バルサンは気密性の低い場所で焚くと、煙が逃げてしまいます。煙が薄まると期待する効果を発揮できないため、隙間をしっかり埋めてから使いましょう。煙は上にのぼるため、特に床下でバルサンを焚く場合は注意が必要です。

近隣の住民には連絡しておく

ハクビシンの駆除でバルサンを焚くときは、事前に近隣住民に連絡をしておきましょう。ハクビシンを追い出すためには出口を開けておく必要があるため、煙が漏れたときに火事と誤解される恐れがあります。

また、逃げ出したハクビシンが近隣住宅に侵入する可能性もあるため、「ハクビシンを追い出すためにバルサンを焚きます」と伝えておきましょう。

ペットを飼っている場合は吸わないように注意する

バルサンの煙には、ピレスロイド系の殺虫成分が含まれています。ピレスロイドは人間や犬、猫といった哺乳類には大きな影響を与えないものの、両生類、爬虫類、観賞魚には危険です。ペットを飼っている場合は、室外に出し、煙を吸わせないよう注意してください。

また、バルサンを焚いたあとはしっかり換気し、最低でも数時間はペットを家に入れないようにしましょう。

バルサンを倒さないようにする

バルサンを置くときは、倒れないよう注意してください。バルサンが倒れると発火するリスクがあります。反応熱で本体が熱くなるので、まわりに燃え移るものがない、平らな場所に設置しましょう。

ハクビシンを完全駆除するなら専門業者への依頼がおすすめ

屋根裏や物置に棲み着いたハクビシンを素人が完全駆除するのは、難しいのが実情です。バルサンを使っても追い出せなかった、いったんは追い出せたものの、すぐに戻ってきて再度棲み着いてしまったというトラブルもよくあります。

ハクビシンの被害にお悩みなら、有害鳥獣を駆除する専門業者への依頼がおすすめです。がいじゅうZERO」なら自社スタッフが相談、見積もり、駆除作業までをワンストップで対応するため、スピーディーに困りごとの解決ができます。

ハクビシンを追い出すだけでなく、消毒や再発防止対策も徹底しています。相談や見積もりは無料で対応しているため、ハクビシンにお悩みなら、どうぞお気軽にご相談ください。

まとめ

バルサンのような燻煙剤の煙は、ハクビシンの目や鼻を刺激します。完全駆除は難しくても、棲み着いた屋根裏や物置から追い出すときには有効なので、上手に役立ててください。

ハクビシンによる被害を確実に防ぐには、害獣駆除の専門業者に依頼するのが早道です。信頼できるプロを選んで、早期の駆除を目指しましょう。